バスレフダクトを開けてみた

自宅居間で使用していたElectro-Voice 205-8Aユニットの密閉型スピーカーを仕事場で使ってみたところ、設置場所の違いや小音量ということもあって、ユニットの弱点である低域の弱さがもろに露呈。BHなどのエンクロージャーに変えることも考えましたが、お手軽にバスレフとしてみることにしました。

この箱はFOSTEX F120A用に21㎜厚のラワン合板を使用して製作した約7Lの密閉型。205ユニットの諸元は公開されてないのでALTEC CF404-8Aのデータで計算し、直径5cm×ポート長5cmに決定。

お手軽にホールソーで丸穴を開け、これまたお手軽に計算したサイズに近似したプラスティック製市販ダクトを使用しました。固定はビニールテープを巻いて押しこむだけとしました。多めに入っていた吸音材を1/3程度取り出しました。

結果は当たり前ですが計算通りで、低域が増強されて超低域はもちろんほとんど出ていないのですが、聴感上は高域に偏ったものではなくなりました。でも、バスレフの音だよなぁ。とりあえずこれでしばらく聞いてみることにします。


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