さらに贅沢ミシュラン エアーコンプ ラテックス チューブ(michelin aircomp latex)



 自分と友人のバルブ根元からのパンク、そして『noパンクタイヤ・コンチ ウルトラスポーツ』の伝説はやはり単なる思い込みであったと証明した友人の突き刺しパンクにより予備チューブを使い果たしたため、懸案のラテックスチューブにすることにしました。

 ショップではロングバルブが品薄で入荷未定とのこと。36mmのバルブ長が自分のフルクラムレーシング5で使えるか確認したところ、『ヒラメの口金だったら使えるが、ほかのポンプ口金では怪しいかも』ということでした。そこで代替品として流行の軽量ブチルチューブを紹介されましたが、価格と重量は同等だけど乗り心地はどうなの?と質問すると『やはりラテックスは別次元にしなやかで、一度使ったら戻れない』。こうまで言われてはラテックスを買わざるを得ません。バルブエクステンションも見ましたがどうもわずらわしく、使えなかったら後々考えることにして購入しました。結論的には、自分のサーファスFP200ポンプでぎりぎり使える感じです(だだし、口金のゴムが劣化してるとあやしいかも)。念のため使ってみたトピークの携帯ポンプ ポケットロケットマスターブラスターDXでは問題なく使用できるようです。めでたしめでたし。
 箱から取り出すと炊事用ゴム手袋と見紛うばかりのきれいな緑色。ブチルチューブの石油のような化学臭もありません。ゴムの臭いです。諸先輩方のインプレどおり新品時は短くて収まりが悪く、ある程度ビートと同時に入れ込む感じでしょうか。一度使用したものはビロ~ンと伸びて、これまた収めにくいとのことですが、これは後のお楽しみです。
 近所を走ってみると、振動吸収性が向上しているのが実感できます。大きなギャップなどはあまりわからないですが、石畳などは明らかに角の取れた印象です。コンチGP3000からヴェロフレックスに換装したときに一回り太くなったように感じましたが、さらに太くなったかのような乗り心地です。ヴェロフレックスのしなやかさをより生かせるチューブのようです。ラテックスの欠点であるエア抜けの早さも、乗るたびに管理をしている自分にはネガではなく、回転体外周部の数十gの軽量化や向上した振動吸収性が、より長い距離を走ったときにブチルとどういう違いがあるのか今から楽しみです。

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