しかし、C-T530でトップチューブC-C520~530なんてサイズが自分には理想に思えるのですが、こんなフレームはなかなかないのですねコレガ。一つ大きいC-T540あたりになるとなんとか出てきます。
そして、光輝くメッキだしクロモリラグドフレームが理想です。そんなことを加味して探すと、オーダーで15万~、つるしであったとしても最低10万は出さないと新品は買えないようです。もちろん中古やレストア前提の中古でも、価格を含めて自分の眼鏡に叶うフレームにはなかなかお目にかかれません。
先日、友人のC-T560の白いバイクを組んだおり、試乗のためにトップチューブに跨ってみるとかなり大きいのは確かですがギリギリ足がつきます。これより1サイズ小さくトップチューブが極端に長くなければなんとかなるのではないかと考えました。現在はヘッドパーツにスペーサーを入れてハイコラムとし、ハンドル高を稼いでいますが、ヘッドチューブが長くなれば不恰好なそれも必要なくなるわけです。かわりに少なくなったシートポストの露出量はよりクラシカルな雰囲気として自分的には目をつぶれます。
というわけで、友人の白いバイクのフレームを購入したオークションに出品している大阪のお店から、画像のフレームを入手しました。C-T540、トップチューブC-C540、ショップのPBフレームでクロモリフルメッキラグドフレームのデッドストック、11000円也。イチかバチかで購入するフレームの価格としてはこのくらいが適正ではないかと。かえって安すぎる不安も。お店としては3本目の購入なので信頼しておりますが。
メッキフレームということで、フェーシングやタップさらいなど下ごしらえの心配がありましたが、一応このまま組める状態であることをお店に確認しました。
届いた箱をあけてみると、メッキ輝くフレームが現れました。実物を詳細に確認すると、
- ほとんどメッキにサビは見られない
- 下地フルメッキ(メッキ出しを前提としないメッキ)を覚悟していたが、ラグやシートステイ、チェーンステイはメッキ出し用にポリッシュされている!
- シートラグを含めロストワックスのよう
- パイプの銘柄は不明だけれど、のぞくとバデット管ではあるらしい
- 重量が意外と軽い本体のみ約1750g
BB下に肉抜きがあることからも、高級ではないけれどそれなりに上級な工作のフレームであることが伺われます。当たりのフレームかどうかは実際に組んで乗ってみないことにはなんとも言えませんが。
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