2012.9.1現在のアッセンブル |
トリプルクランクにワイドスプロケットで実走の結果、必要なギヤは高速側53-16、低速側30-29とでました。かなりのヘボ足ですね。高速側は40km/hでケイデンス90rpmですから、40km/h以上出る下りでは漕がないし、集団の中で低いケイデンスで足を休めるようなシチュエーションは想定していません。低速側はほぼ1:1ですのでほとんどの登りがゆっくりでも足をつかずにクリア出来そうです。自分の場合平均斜度8.4%の白石峠でケイデンスが50以下になることはありませんでした。
はじめは10s環境で、せっかくトリプルの大きなアウターがあるわけですから53-42-26×14-26の超クローズドレシオを試しましたが、フレームとスプロケットのトップが干渉。やむなく変則的な13-26(13・15・16・17・18・19・20・21・23・26)を採用。しかし、平地での使用でミドルリングとアウターを行ったり来たりさせなければならず、非常に煩わしい。
- 変速の煩わしいフロントトリプルではなく、2枚のチェーンリング
- 見た目から、PCDの大きな5穴クランク
- ロードトリプル以下のQファクター
- 変速の切れがよく、見た目にも良いショートケージのRディレイラー
- 見た目が小さく、出来るだけクローズドレシオのRスプロケット
42-26は歯数差があるので、前後同時変速によるつながりは悪い(というよりつながりは無し。5~6段動かさないとならない)のですが、その分登りはインナーそれ以外は全て42Tでと、完全分離でフロント変速の煩わしさはありません。
スプロケットはミドルレシオですが、11sですので若干クローズド寄り。全体のバランスや正規の組み合わせであることからいって妥当な選択だとおもわれます。やはり出来るだけ小さい方が格好よろしいと自分的には思うわけです。
アウターチェーンリングから歯を落したガードは意外と見た目の違和感がないようです。そんなに見られてないのか、気づかれることもまれです。ガードに干渉しないようにFダブル用ディレイラーをつけると26Tにした時にチェーンと羽根が干渉するようで、トリプル用にしました。完全にアウターを削除して位置を下げればダブル用でも可能かもしれません。
Rディレイラーは9s時代のものと思われ、キャパシティーは規定をオーバーしているようですが、なんとかぎりぎりテンションがかかっているようで問題なく動きます。ただ、11s環境ではホイールによって後ろ側のケージがスポークに干渉するみたいなので、プーリーボルトは純正のまま幅の狭い10s用社外プーリーにしてあります。コンパクトドライブが一般的になった最近のショートケージやもちろんミドルケージ以上ならスポーク干渉の問題も含めさらに問題ないはずです。
参考までに部品詳細
クランク:Campagnolo Chorus トリプル 10sアルミ 170㎜ (PCD135/74)
BB:Campagnolo Centaur 111㎜(左右対称)
ミドルチェーンリング:Campagnolo 42T(10s用)
インナーチェーンリング:TA 26T(9/10sコンパチブル)
チェーンリングガード:カンパ52Tより歯を落したもの
フロントディレイラー:Campagnolo Centaur 10sトリプル バンド
チェーン:シマノ DURA-ACE10s CN-7801
Rディレイラー:Campagnolo Chorus (おそらく9速時代のもの)
プーリー:BBB 10s用
シフター:Campagnolo Chorus US 11s
4 件のコメント:
マニアック杉???
むずかし杉
かんかん
一部の人には有益な情報だったりするんですよ。大部分の人は関心ないと思うけどね(笑)。
自分だけかと思っていたら、低ギヤ比化には根強い要望もあるみたいですね。
読み流しちゃってくださ~い。
はい、一部の人です。有益、というか切実な情報ですね。
しょうがないですよ。50Tなんて使わないし。
26~30Tがないと峠登れないし。ね?
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