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各部をバラせるだけバラして清掃。バネは錆もなく良好なようです。この型に多く見られるピポッド部分のクラック(ジャンク品として一番多い)も認められず、外観の傷を除いて程度は良好なようです。デフォルトのプーリー厚は10mmでしたが少しでもスポークとのクリアランスを稼ぐべく、BBBの10s用ベアリングプーリーのスペーサーを9mm厚に設定し組みました。ちなみに10sの規定プーリー厚8mmに設定すると、ケージのインナープレート立ち上がり部分の切削が必要で、プーリーボルトがインナープレート裏側にかなり出っ張ります。車体につけてみると、どうやらBテンションボルト?が機能していません。プレートがまがっているようです。もう一度ばらしてバイスで修正し無事インストールできました。
見た目がほとんど同じ8速時代の’93の資料ではトータルキャパ26Tとあり若干の不安はありましたが、近年のショートケージのキャパが30Tということでなんとかいけるんではないかと・・・。インストールしたのは11速のエルゴ、10速シマノチェーン、42/26TのWクランクに12~26Tの11速スプロケで歯数差は30T。結果的にはアウター×ローでもテンションがとれてインデックスも正常に作動しました。
変速調整も一発で決まり(’03ケンタウルミドルよりよほど速い)、体感出来る位バシバシ変速するようになりました。ケージがショートになったこと、剛性や精度の向上など何が原因か不明ですが、変速性能についてはグレードが上がるとはいえ時代を遡っての部品交換なので期待していなかったのですが、嬉しい誤算でした。
4 件のコメント:
かっこいいですね。
今度現物見せて下さい。
caad9より
今度自慢しに行きます。
素晴らしい!
私も同じディレーラーで11アテナで組み立ててます。
Unknownさん
コメントありがとうございます。共感者が居てくれたようで嬉しいです。ディレイラーに関しては殆どの人がスルーなんで。
この時代の部品が質感や仕上げは最高だし、形もレーシーかつ美しいと思います。
現行のアルミモデルも他メーカーに比べれば十二分に魅力的ではあるのですが、スーパーレコードが出てレコードは実戦モデルとなったことですし、コーラスにはアルミ製のプレミアムグレードになってほしいと思うのは自分だけでしょうか。現状、自分には必要ないけど。
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