フロントバックの製作

完成したフロントバック

1月にフロントキャリアが完成し続いて製作予定だったフロントバックがようやく完成しました。旅自転車のキャリアーやバックはオーダ

ダンボールで大きさを検討
ーが基本ということで、自分で作ることにしました。
自転車に装着したときの大きさが大切ということで、自分には珍しくダンボールで大きさ見本を作り自転車に載せてみます。検討の結果、

幅23cm×高さ21cm×マチ13cmで見た目の新し感(90年代風?)を出すために上部は前下がりにスラントさせた形に。
素材はざっくりとした防水ナイロンオックスフォード。一般的な6号帆布を避けたのは新し感を出すためと軽量化、好みの色合いが無かっ

PP製の芯
たためと家庭用ミシンの能力を考慮した選択です。形はポケット無しのシンプルな前フラップタイプ。構造は内張りを貼った箱状の芯材を

縫いあがった本体に入れ込んでカシメで止めることにしました。本体と縁取りテープの縫製はナイロン地で構造も単純なので難なく終了。
次は本体に合わせて100均ショップの1㎜厚PP(ポリプロピレン)板で芯を作ります。大きさに切り、ガスコンロで炙って折り曲げてグ

ルーガンで接着し箱状に。底は3層にして剛性を上げました。
芯が本体にきっちり入ることを確認してから、袋状に縫製した内張りを両面テープで芯材に貼り本体に挿入。ここまでクタクタヘナヘナだ

ったバックがしゃっきりと自立して完成が見えてきます。
外側からカシメを打ったりポンチで穴あけをするために内寸に合わせた木片と鉄片を準備しました。30㎜幅×t5㎜のアルミ板を穴あけ

ネジ切り加工して背面からボルトで止めフレームとします。本体前面のゴムフックはバック用が入手出来なかったために、壁面用を若干加

工して使用しました。
底部のキャリアに触れる部分は、革で補強しました。
自転車への取付は、キャリアの立ち上がり部分を挿入し、ハンドルへはミノウラ製のクイッククランプを使用しました。
いつものことながら、細部の詰めが甘いので近づいて観察すればアラが見えますが、こんなもんでしょうか?実際に装着してみると寸法的

な収まりは良い感じ。CC49cmのハンドルでエルゴレバーに干渉することはなく、ベルトを使っていないので全てのハンドルポジションが

使用できます。
材料費は約3500円でした。
想定した荷物を入れて走ってみて、後日使用感をレポートの予定です。





内張りの様子とアルミインナーフレーム

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